4.これだけは抑えておきたい!ゴルフルール

ジェネラルエリア編

ジェネラルエリアはティーイングエリア・ペナルティエリア・バンカー・パッティンググリーンを除くホール全域

●ラウンド中に自分のボールか確認した

→罰打なし

ボール位置をマークすれば確認することができます。

●ひび割れたボールを別のボールと交換した

→罰打なし

プレー中に生じた破損ならば同伴競技者にその旨を告げて交換できます。

●打球が同伴競技者の携帯品に当たった

→罰打なし

同伴競技者のバッグ等「携帯品」に当たってもペナルティはなくボールが落ちたところから、そのままプレーできます。

●スイングしたクラブが木に当たって枝が折れた

→罰打なし

結果としてスイングする領域の改善(意図的)があった場合は2罰打、改善が無かった場合は無罰打となります。

●ドロップしたボールが自分の足に当たった

→罰打なし

ドロップしたボールが自分の足に当たったら、ペナルティ無しで再度ドロップしなくてはなりません。

●素振りをしていたらボールに触れて転がった

→1罰打

1罰打となり元の位置に戻してプレーとなります。ただし、ティーショット時、空振りの結果ボールがティーエリア内にあれば、罰無しで打ち直しできます。

●ボールを探していたら自分のボールを偶然動かした

→罰打なし

意図的に動かした場合は1罰打で元の位置に戻してプレー再開となります。

●構えた時にボールを動かしてしまった

→1罰打

1罰打で元の位置に戻して再度打ちます。

●打つ前にボールの後方を踏みつけた

→2罰打

スイングする領域の改善になり、2罰打となります。

●間違えて他人のボールを打ってしまった。

→2罰打

2罰打が加えられ正しい自分のボールを打ちます。

打たれてしまったプレーヤーにペナルティはありません(元の場所で再プレー)。

バンカー編

ホール内に点在する砂場「バンカー」。いやらしい所に配置され、ゴルファーを大いに悩ませますが、ここでもいくつかルールがあります。
うっかりミスすると大きなペナルティが待っていることも・・・

●バンカー内の「落ち葉・落ちた枝・小石・土の塊・虫等々」ゴルフコース上に存在する自然物(ルースインペディメント)を取り除いた

→罰打なし

今まではバンカー内にあるルースインペディメントは取り除けませんでしたが2019年のルール改定により取り除けることになりました。プレーの妨げになると思われる場合は取り除いてプレーしましょう。

ただし根を張っている木々や草花・その場所に固定されているものは除外されます。

●バンカー内で素振りしてクラブに砂がついた

→2罰打

バンカーの砂の状態をテストしたと捉えられペナルティが発生します。バンカーに入るときからボールを打つ前までは砂に触れないようにご注意。

●バンカーが苦手な場合は2罰打で外に出せる!

今まではバンカーに入れたボールはそのまま打つのが原則でそこで何回も打ってスコアを落とすなんて事もよくありました。そこで登場した新ルール!アンプレイアブル宣言をしてピンとボールを結んだ延長線上の「バンカーの外に」ドロップが出来ます(2罰打で)。
2打目をバンカーに入れてしまい3打目をバンカーで打つか?2罰打で5打目を芝生で打つか?どっちが良いのかはその状況次第。うまくルールを使ってみましょう。

その他編

●OB(Out of Bounds:アウトオブバウンズ)

各コースはどこでもプレー可能というわけではなく、「プレー不可」のエリアがあり、それが通称「OB」です。そこに入ったボールは下記の内容いずれかを選び再プレーします。

  1. 1罰打でOBショットを打ってしまった場所に戻って再プレー
  2. 2罰打でピンを軸としてOBラインを横切った地点までの距離:aを保ちつつピンと近づかずにフェアウェイとラフの境界線地点まで移動しそこから2クラブレングス以内にドロップして再プレー。

2に関してはローカルルールなので競技では認められない可能性が高いのでご注意ください。

●アンプレイアブル

Unplayable=プレーできない(ボールが打てない)状況下を指します。木の根元や茂み等にボールが止まった時等に宣言をして下記から選択します。

  1. 1罰打で元の位置に戻って打ち直し
  2. 1罰打でボールから2クラブレングス以内でピンに近づかないところにドロップ
  3. 1罰打でピンとボールを結んだ後方直線状にドロップ

バンカー内の場合は2,3はバンカー内でドロップしなくてはならない。バンカーの外にドロップしたい場合は2罰打でドロップ可能。

●ドロップについて

ミスショットでペナルティを払ってボールを指定の場所にドロップ。このドロップにもやり方があります。それは「膝の高さからボールをドロップ」することです。間違えると再度ドロップのやり直しとなりますので、ご注意ください。

●クラブレングスについて

ルールで「〇クラブレングス以内」という言葉が出てきますが、「クラブレングスってどのクラブを指しているの?」と思うかもしれません。実はどのクラブでも良いのです(ただし自身のクラブであること)。ですので、自身のクラブで最も長いクラブで計測するようにしましょう。

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